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脳科学!?なんだそれ?
先日、保険会社のオンラインセミナーで脳研究者の池谷裕二さんの講演を聞きました。普段の生活で脳研究者の方と接する機会がないので、面白そうだなと思って聞いてみました。印象に残っている内容をいくつかご紹介します。
その1 具体的に楽しかったエピソードを思い出すとストレスが減って前向きになる
友達同士、昔の楽しかった話で盛り上がるのは体にいいことなんですね。あー早く友達と盛り上がりたいです。
その2 表情や姿勢が感情を形作る
感情があって、表情や姿勢がついてくるのではなく、その逆なんですね。脳は体の動きを参考にしているようです。意外と感情ってそんなもんなんですね。
その3 やり始めない限りやる気はでない
脳科学の世界では人は行動を起こすことにより「やる気」が出てくる生き物です。体がスイッチになるので、まずは行動しましょう。
その4 記憶力は歳とともに衰えない
大人と子供では記憶している量がそもそも異なることなので、大人の方が思い出しにくいことはあるそうです。「記憶力は歳とともに衰える」ということが頭に刷り込まれていることで、覚える気がはじめからないことが一番の原因だそうです。
その5 楽しくご機嫌に生きることが大切
何かをはじめるときって理由はそんなに重要ではなく、自分の内側から出る「なんか楽しそうだな、やってみたいな」という気持ちの方が大事なんじゃないかということ。なんで好きなの?なんでやりたいの?楽しんでやっている人にそもそも理由を聞くこと自体間違っているのかもしれません。
その6 知っているだけの人は好んでやる人にはかなわない、好んでやる人は楽しんでやっている人にはかなわない
その通りですね。下手でもなんでも、好きだから、楽しいからにはかないません。
その7 ひらめきよりも直感の方が大事
ひらめきは理由を説明できること。直感は理由は説明できないけど、なんかそうなんだよ、みたいな感じですかね。直感はその人が何年、何十年もの間、培ってきたものだから、もう少し重要視されてもいいんじゃないという流れが今の脳科学の世界ではあるようです。